コーヒーのドリッパー、陶器やガラスなど様々な種類のものがありますが、個人的にはプラスチックのものがオススメです。
本記事ではその理由を語ります。
プラスチックのドリッパーがオススメな理由
お湯の温度が下がりにくい
とくに冬場など、陶器やガラスのドリッパーは冷えます。ドリッパーに熱が奪われ、抽出後のコーヒーがぬるくなってしまいます。
私が実験してみたところ、90度のお湯100ccを常温のドリッパーに通してカップに落とした場合の温度は
- 陶器→77度
- プラスチック→80度
となりました。
あらかじめドリッパーを温めておいた場合の結果は
- 陶器→80度
- プラスチック→80度
ということで、どちらも差がありません。(いずれの場合も、カップは温めた状態で実験しています)
小さな差かもしれませんが、陶器のドリッパーを温めずに使った場合のみ、他のケースよりコーヒーの温度が下がってしまう結果となりました。
お湯の落ちる様子が見える
透明なプラスチックのドリッパーは、粉全体にお湯がまわり、落ちていく様子が見えます。
蒸らしで注湯する量の目安になるほか、「ハリオは空気の抜け方が云々・・・」などと言ってマニアックに観察する楽しみもあります。
落としても壊れない
ガラスや陶器のドリッパーは、手が滑って壊してしまう危険があります。
1個数千円程度の値段のものもあるので、壊してしまうとダメージが大きいです。
安い
1~2杯用であれば、高いコーノでも1,500円程度。カリタならば300円くらいからあります。
このくらいの価格であれば、数種類買って飲み比べてみるのも比較的気軽にできます。
まとめ
プラスチックのドリッパーは
- お湯の温度が下がらない
- お湯の落ちる様子が見える
- 落としても壊れない
- 安い
という理由でオススメ。