中華シェーバー Hatteker 使用レビュー

中華ガジェット

 

4年ほどブラウンのシェーバーを使っていたのですが、バッテリーがヘタってきたので買い替えました。

新しいシェーバーはこちら!

 

中国のHattekerなるメーカーによる、フィリップスのパクリシェーバーです。amazonで3,000円。

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HATTEKER

なぜこのシェーバーを買ったのか

  • 最近、もう中国のものづくりというのもバカに出来ないレベルになっているんじゃないか、むしろ日本を追い越しているんじゃないかと思いつつある
  • 安かった
  • ネタになると思った

というのが理由です。

私は今はHuaweiのスマホも使ってて、日本のメーカーのものよりよっぽどセンスが良いと思っているし、中国製品も食わず嫌いせずに試してみれば、意外と良かったりするんじゃないかと思い、試してみました。(とは言っても、よく分からないパクリメーカーとHuaweiではまったく話が違うだろうという気もしますし、まあ結局はネタです)

 

で、とりあえずamazonで買える中華パクリシェーバーメーカーには

  • Surker
  • SweetLF
  • Boshengda
  • Rokkes

なんていうメーカーのものがあったのですが、Hatteker社はシェーバーやバリカンを中心に取り扱っていて、多少なりともグルーミング機器に関するノウハウがあるのかなと思いました。
(たぶん実際は関係ないです。というか名前だけ違ってどれも同じものに見えます。OEMで一手に作っているメーカーがあるのかもしれません)

開封

誇らしげに「MADE IN CHINA」と書かれた袋でパッケージングされています。

 

箱はメタリックな色を多用した仕上げ。印刷コストが高そうです。

内容物は

  • 本体
  • キャップ
  • 洗顔ブラシアタッチメント(いらない)
  • 充電器
  • 持ち運び用の巾着
  • 説明書

です。

 

充電器はUSB方式。旅行に行くときなど、他の機器とACアダプターを共用できるので、ありがたい仕様です。

また、充電しながらの使用も可能。

 

説明書には日本語での表記もアリ。思ったよりおかしくない日本語です。

特筆すべきは赤で囲った部分。

弊店シェーバーを初めてお使いの方は、剃り方に慣れるまで1~3週間かかることがあります。はじめてのシェービングで思い通りの結果が得られないことや、少し肌にヒリヒリ感が残る場合もありますが、これは普通のことです。このシェーバーに限らずシェービング方法を変える時には、肌もヒゲも新しいシェービング方法に慣れる時間が必要です。新しいシェーバーに肌を慣らすため、まずは3週間このシェーバーを使い続けてみてください(最低でも1週間に3回以上)。この3週間は、あまりシェービング方法を変えたりせず、同じシェーバーで肌を慣らすことが大切です。

初めのうちうまく剃れないのは普通のことだと開き直り、3週間使い続けろとユーザーに指図し、最低でも1週間に3回以上などというノルマまで課す図々しさ。

よっぽど製品に自信を持っているのか、あるいは3週間も使えばイマイチなシェーバーにも慣れるだろうとタカをくくっているのか分かりませんが、手厚いサポートを提供しようとした結果、顧客に振り回されるケースも多い昨今の日本に住んでいると、こういう毅然とした企業姿勢にはむしろ好感が持てます。

 

歯の内側のメカはプラスチッキーで頼りない感じ。

フタを閉めない状態だと遊びが大きくて、刃がカパカパ動きます。

 

サイドから見るとこんな感じ。

ヘッドがグリグリ動きそうな見た目ですが、いっさい可動しません。

使ってみる

顔の左右を分けて、今まで使っていたシェーバーと剃り比べてみました。

比較対象はブラウン・クールテックCT4S。約1万円のシェーバーです。

比較結果

深剃り具合

仕上がりはこんな感じ。

写真じゃ分かりにくいところもあるかもしれませんが、4年モノのブラウンの方が若干、キレイに剃れます。

 

Hattekerはどうも1回でツルッと剃れず、徐々にヒゲを削っていくような感覚。したがって同じ箇所を何度も行ったり来たりする剃り方になってしまいました。

所要時間

時間も計ってみたのですが、ブラウンの方は約3分、Hattekerの方は約4分半。1.5倍ほどの時間が掛かりました。

肌への優しさ

どちらも、剃った後の肌のヒリ付きはほとんどありません。

肌に優しいのが自慢のブラウン・クールテックと互角ですからHattekerもたいしたものです。

やはりフィリップス型は肌に優しいのかな?

まとめ

まとめるとこんな感じ。

かたや1万円、かたや2千円ですから妥当な結果と言うこともできるし、寿命を迎えつつあるシェーバー相手にこの結果はあり得ないと言うこともできる結果ですね。

 

とりあえず、オススメできるほどの製品ではありませんというのが今のところの結論です。

 

ただし、

このシェーバーに限らずシェービング方法を変える時には、肌もヒゲも新しいシェービング方法に慣れる時間が必要です。新しいシェーバーに肌を慣らすため、まずは3週間このシェーバーを使い続けてみてください(最低でも1週間に3回以上)。

というふうに書いてあったので(笑)、とりあえず3週間ほど使い続けてみようと思います。

 

追記

3週間使ってみたけど慣れませんでした(笑)

 

さらに追記

1年ほど使用して、刃のまわりのゴムの部分がボロボロになってきました。

切れ味も悪くなってきたし(最初から悪かったかもしれない)ということで、ブラウンのシリーズ3を新規購入しました。

 

新品のブラウンを使ってみたところ、驚くほど速く、キレイに剃れました!

私は1年間、なんてヒドいシェーバーを使っていたんだろうという気持ちです。

 

 

個人的にシェーバーの首振りは意味がないと思っていて、またアルコール洗浄器とかも不要だと思ってます。石鹸でもエタノールでも買ってきて手洗いすればいいし。
ああいうのは高級機として売り出すために不要な機能を付けてるだけだと思ってます。

したがって一流メーカーのシェーバーでも安いグレードで十分だと思うのですが、ブラウンのシリーズ3であれば4,000円くらいから買えるので、中華シェーバーとそれほど価格も変わらず、剃り味は段違い。

これがベストな選択だと思います。

 

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