チープカシオの使い心地に感動。

雑記

こんにちは。
喫茶店の店員です。

巷で密かに人気の腕時計「チープカシオ」のお話です。

私もサラリーマンを辞めて飲食店で働き始めた時に、
洗い物で濡れてもOKな腕時計が欲しいということで使い始めたのですが、約1年半、壊れることもなく動いており、非常に使いやすく、気に入っています。
本記事では、そんなチープカシオの魅力をご紹介したいと思います。

そもそも、チープカシオとは

カシオ製の、1,000円くらいで売られている腕時計の総称です。

ですので「チープカシオ」という名前が特定のモデルを指すわけではありません。1,000円程度の価格帯であればアナログ時計も、デジタル時計もチープカシオに含まれます。

なかでも私が使っているのは、

F-91W

というデジタルのモデルです。

テロリストのウサマ・ビンラディン氏も使用していたという、知る人ぞ知る「ビンラディンモデル」です。

チープカシオ F-91Wの、良い点

防水性能がすごい

いちおう「日常防水」ということになっていますが、毎日この時計を着けたまま洗い物をして1年半、まったく動作に問題はありません。
お湯のなかに落っことしても大丈夫です。

「完全防水」を名乗っちゃってもいいんじゃないの?
という気もしますが、メーカー側からしたら下手に完全防水を謳って「やっぱり壊れました」なんてクレームがついても嫌だし、こんな安物でも防水性充分ということになったら、もっとハイスペックなモデルが売れなくなるんではないか、なんて懸念があるのかもしれませんね。

日付・曜日表示が便利

安いのにこんな機能までついてるんです。
実はこれが瞬時で見られるというのは、地味に快適です。

特に接客業だと、お客さんから「今日、何曜日だっけ?」なんて聞かれることもたまにあるんですが、これに一瞬で答えられるのは気分がいいですね。

あと領収書に日付を書く時とか。

デザインが素敵

多分この時計、20年間くらいデザイン変わってないんじゃないかな?
変に時代に迎合せず、「当時の最新」の形を維持しているところがエライです。
まあ、こんな安物にデザインをリニューアルするような予算は付かない、ってのが実際のところなんでしょうが。

80年代〜90年代あたりの、このあたりのプロダクトには、レトロと呼ぶにはまだ早いですけど、これまた独特の味わいがあるんですよね。

こういうのとか

こういうのとか

再入手性が良い

低価格で、amazonや電気屋で普通に買えます。
だから、万が一無くしたり壊したりしても、簡単に再入手できるのです。

実はこれが素晴らしいのです。

もちろん簡単に壊れたりはしないのですが、「壊れてもいいや」と思えるんです。

 

心のどこかで「壊れたらどうしよう」と思いながら行動していると、どうしても動きにセーブが掛かり、慎重になってしまいます。

それに対し、「壊れても、無くしてもいいや」という気持ちがあると、ノビノビと、萎縮することなく動き回ることができます。

この時計は、使う人の心のフットワークを軽くしてくれるのです。

存在感が薄い

軽くて薄くて、付け心地もほどよくソフト。
デザインも見とれるほど良いわけではなく「普通にイイネ」程度。

この絶妙に希薄な存在感が素敵です。

時計はあくまで日々の生活の脇役であって、主役じゃありません。
身につけていながらその存在を忘れるくらいで良くて、それでいて必要なときには必要十分ピッタリの役目を果たしてくれる。
そんな距離感が気持ちいいです。

 

また、液晶の表示がシンプルかつハッキリしていて見やすいのもナイスです。
表示が紛らわしくて一瞬「え?」って思ったりするのは厄介です。主役である自分が脇役である時計に煩わされちゃいけませんからね。
この時計なら、そんな心配もありません。

チープカシオ F-91Wの、イマイチな点

アラーム・ストップウォッチ機能が罠

これらの機能を普通に使っている人にとっては何も問題ないんでしょうけど、私のようにこれらの機能を一切使わない人間にとっては、単なる罠です。

側面にボタンが合計3個付いているんですが、普段使わないからこれらのボタンのどれを押すと何が起こるか分からないし、誤って押してしまって元に戻そうとする時も手探りです。

いっそこれらのボタンも取っ払ってしまいたい。

まとめ

チープカシオの魅力は
・防水性能の高さ
・日にち・曜日表示
・デザインがイケてる
・再入手性が良い
・存在感が薄い
という点でした。

ストップウォッチやアラーム機能を使わない人も、どうやったら設定/解除ができるのかは一応把握しといたほうがいいですよ。

それでは。

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