こんにちは。
自宅のナベでコーヒー豆を焙煎している主夫です。
できるだけ自宅焙煎で美味しいコーヒーを、となると
避けては通れないのがハンドピックですよね。
しかしこのハンドピック、チマチマと面倒だし、気が進まないのも事実。
そんなハンドピックの手間を劇的に減らしてくれる道具があるんです。
結論から言います。
それは「鏡」です。
ハンドピックの「手間」の、正体
ハンドピックって、本当に手間ですよね。
私の場合、いっぺんに焙煎する量が100g〜200gとして、
30〜40分くらいはハンドピックに費やしてました。
なんでこんなに時間がかかるんでしょう?
要素作業に分けてみると
よく考えてみると、
ハンドピックは下記の作業に分けることができます。
1.豆のオモテ側を見る
2.欠点豆を取り除く
3.豆をひっくり返す
4.豆のウラ側を見る
5.欠点豆を取り除く
で、実は豆を見て、欠点豆を見分けることには、たいして時間はかかりませんよね。
しょせん見るだけ。一瞬です。
時間がかかるのは、「豆をつまみ上げる」作業
厄介なのは「豆をつまみ上げてひっくり返す」
及び「欠点豆をつまみ上げて、取り除く」作業。
ちっちゃな豆を、指先で一粒一粒扱うわけですから、
なかなか手早くはできないし、神経も使います。
私の体感では、それぞれの作業の所要時間は、このくらいじゃないでしょうか。
1.豆のオモテ側を見る・・・10%
2.欠点豆を取り除く・・・20%
3.豆をひっくり返す・・・40%
4.豆のウラ側を見る・・・10%
5.欠点豆を取り除く・・・20%
ここの作業を省くことができれば、
ハンドピックの手間は大きく減らせるわけです。
「鏡」を使おう
そこで「鏡」の登場。
生豆をひとつかみ、鏡の上に乗せてみてください。
あら不思議。
豆のオモテ側もウラ側も、いっぺんに見えるではありませんか。
下になっている側の欠点も、バッチリ見つけることができます。
こうすることで、
もっとも時間のかかる「ひっくり返す」作業が不要になります。
さらに、鏡の上は作業台よりも一段高くなっているのも、地味に大事なポイント。
欠点豆を「つまみ上げて」取り除かなくても、
鏡の外側に「落とす」だけで分けることができます。
「欠点豆は右側に、OK豆は左側に落とす」
などと決めて作業すると良いでしょう。
まとめ
以上、ハンドピックは鏡を使うと楽になりますよ、というお話でした。
参考になれば幸いです。