ふすまと天井を白のペンキで塗りました。
古くなって壁紙がくすんだ空間は、とりあえず真っ白なペンキで塗っておけばスッキリ明るくなります。
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この記事では、内装にペンキを塗る際のコツなどを書いてみようと思います。
ふすま、天井を白ペンキで塗装
ふすまと天井は白のペンキで塗りました。
必要なもの
- 水性ペンキ つや消し白
- ハケ
- ペイントローラー
- 缶オープナー
- マスキングテープ
- 養生テープ
- マスカー
ペンキの選び方
水性ペンキは
- 水で洗ったり薄めたりできる
- においが少ない
- 耐久性は油性に劣る
油性ペンキは
- 専用の薄め液や洗浄液が必要
- においがキツい
- 耐久性が高い
という特徴があります。
室内に使うのであれば水性ペンキがいいです。メーカーはどこでも大差ないかなという気がしますが、色はつや消しの白がオススメです。
あとペンキの缶は非常に開けにくいので、缶オープナーは必須です。
amazonだとちょっと高いですね。ホームセンターやモノタロウだと100円くらいで買えます。
塗り方のコツ
ハケはすみずみまで塗れますが、ムラや刷毛目ができやすいです。
ローラーは広い面積をムラなく塗ることができますが、すみっこに届きません。
すみっこをハケで塗った後、全体をローラーで塗る、という順番で二度塗り〜三度塗りをすれば、ムラなくきれいに塗ることができます。
壁紙などは基本的にそのまま上から塗れますが、ツルツルした塗装がしてあるドアなどを塗る際は、先にプライマーを吹いておくと塗料が食いつきやすくなります。
これは押入れの天袋のふすまですが、ペンキを塗った直後はこのようにフヤケますが、
乾くとピシッとまっすぐになります。
天井など高いところをローラーで塗るときには、長い持ち手があるとラクです。
どういうわけかクイックルワイパーの持ち手が、ペイントローラーにピッタリはまりました。
何らかの手持ちの棒がある場合は、使えるかもしれないので試してみるといいです。
養生について
ペンキを塗りたくない箇所をテープなどで覆うことを養生(またはマスキング)と言います。
「養生は不器用な奴がやることだ」とばかりにマスキングなしで一発塗りをしていた頃が僕にもありましたが(笑)、あらためて見てみるとどうにも素人くさい仕上がりだったり、結局失敗して修正の跡があったりします。
「塗装の仕上がりは養生で決まる」なんていう言葉がありますが、養生というのは不器用な人がはみ出さないようにする逃げの行為ではなくて、塗った面と塗らない面の境界をキレイな直線に仕上げるための行為なんですよね。
というわけで養生は丁寧にやりましょう。
塗装と同じくらい時間をかけてやりましょう。
これはふすまの持ち手。
複雑な形状は、はみ出すようにマスキングテープを貼ってから、カッターで切り抜くと良いです。
マスキングテープと養生テープは見たことがある人も多いかもしれませんが、「コロナマスカー」というのも便利です。
これはビニールテープに折りたたまれたポリフィルム(ゴミ袋みたいな素材)が貼り付けてあるもので、貼った後にフィルムを広げると、いっぺんに広い範囲を養生することができます。
粘着力の強いマスカーでギリギリを攻めた養生をしようと頑張っていると、フィルムがテープにくっついてぐちゃぐちゃになったりしちゃいます。
ギリギリを攻める養生はマスキングテープでやって、上からマスカーを貼ると良いです。
ローラーを使う際には、塗装面からちょっと離れたところのほうが汚してしまいやすいので、細いマスキングテープだけじゃなくてマスカーなどを使って、床や天井の広い範囲を養生するようにしましょう。
マスキングをはがす際に、塗膜がいっしょにはがれてしまうことがあります。
スプレーなどの薄い塗膜ならほぼ大丈夫ですが、ペンキを厚く塗った後などには注意が必要。
慎重にちょっとはがしてみて危険な気配を感じたら、マスキングのキワをカッターでなぞって塗膜を切ってやるといいです。
以上。
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