飲食店をやるためにはシンクが合計2槽必要なので、もともと物件に付属していた家庭用の流し台を撤去して、業務用の2槽シンクを設置しました。
思ったより簡単でした。
before
↓
after
かかった費用は
2槽シンク購入費用:35,000円
古いシンクの廃棄費用:8,000円 ほど。これ以外に特別な工具とかは必要ありませんでした。
僕は他にも大きな廃棄物があったので不用品回収業者に来てもらいましたが、自治体の粗大ごみ回収に出せれば、廃棄費用はもっと安くなるかもしれません。
東京都北区の粗大ごみ回収だと、400円とかで持っていってもらえるみたいですね。
では作業の様子を。
流し台のトビラを開けて、
ゴムのフタを外すと、ホースが直接排水口にのびています。
ホースよりひとまわり大きい排水管のなかに差し込まれているだけで、特に固定はされていません。
このホースをくるくると回すと、トラップ部分から取り外すことができます。
ホースはこのまま普通ゴミへ。トラップからは水が漏れてくるので、ビニール袋をかぶせておきましょう。
排水部分を取り外すと、もう家とはどこもつながっていない状態になるので、このままズリズリと動かせるようになります。このまま粗大ごみに出しちゃいましょう。
古いシンクを処分したら、新しいシンクを買います。
ここからは飲食店をやろうとしている人向けの話になりますが・・・
東京都福祉保健局の基準では、シンクの内径の目安は
- 幅45cm
- 奥行36cm
- 深さ18cm
以上とされています。
ところが、一般的な90cm幅の2槽シンク
このへんの製品では
- 幅40cm
- 奥行37.5cm
- 深さ22cm
となっており、幅がちょっと足りません。
当初相談していた業者さんによれば「普通にこれを使っている飲食店はたくさんある」「業務用として売っているものなんだから、使えないはずがない」という話でした。
念のため保健所に行って聞いてみたところ、基準のものより容積は大きくなるので、いいでしょうという回答。
ところが、保健所のなかでも実際に当店のエリアを担当されている方にあらためて聞いてみたところ「幅が基準に満たないならダメです」との回答が。
というわけで、こういう微妙な箇所は保健所の担当者さんの裁量になってくるので、かならず自分の店のエリアを担当している人に確認しておきましょう。
しょうがないので僕は幅が10cm広い、100cm幅のこちらのシンクを買いました。
amazonで見ると高いですね。テンポスとか、他のサイトで探したほうがいいかもしれないです。
100cm幅は90cm幅と違って受注生産らしいので、納期が長めです。粗大ごみの手配と合わせて計画的にやったほうがいいです。
こんな形で届くので、自分で組み立てます。
説明書にしたがって、付属のスパナで組み立てられます。
組み立ては特に難しいところも無いので写真を取り忘れてましたが、組み立てたら流しに置いて、ホースを排水管に差し込めば完成です。
このままだと、排水管とホースの隙間から下水の臭いが上がってくるので、防臭ゴムなどを取り付けると良いです。
以上。
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