コーヒー豆屋です。
家庭でも簡単に出来る、
- 大量の氷を用意する必要がない
- 急冷しても薄まらない
- 作り置きできる
アイスコーヒーの作り方をご紹介します。
サーバーを保冷剤入りのナベで冷やす
実際の写真を見てもらうのが一番早いと思いますが、こんなやり方です。
コーヒーの抽出液じたいには氷を入れずに、ひとまわり大きいナベに保冷剤を入れ、水を張り、そこにサーバーを浸して冷やしていきます。
図で表すとこんな感じ。
保冷剤じゃなくて氷水で冷やしても良いのですが、氷は一度使ったら溶けてしまいます。
家庭で、毎回大量の氷を用意するのは面倒です。
何かの機会で手に入れた保冷剤をストックしておくと良いです。
通常通りのペーパードリップで
では、詳しい方法をご説明していきますが、基本的に普通のペーパードリップです。
冷水のなかに置いたサーバーに向けて、ドリップしてください。
空のサーバーを水の中に入れるとプカプカ浮いてしまうので、最初だけドリッパーごと手で押さえるようにしてください。
抽出液が氷で薄まることはないので、普段より濃い目に淹れるとかは意識しなくて良いです。
多めに作る場合は、保存用のジャグにそのままドリップします。
大きいドリッパーを持っていない場合は、2~3回に分けて抽出すると良いです。
同じメーカーのドリッパーでも、大きさが違うと抽出の勝手が違うので、このために大きいドリッパーを買うよりは、使い慣れたものを使ったほうがいいです。
急冷は、あせらず
アイスコーヒーを美味しく作るには「急冷」が肝心、とはよく言われますが、あせり過ぎる必要もありません。
湯気が出るほどのアツアツの状態だと香りが飛ぶのも早いですが、「ほのかにあったかい」くらいの温度まで冷やせたら、あとはゆっくりでも大丈夫です。
本記事の方法で、1杯分なら1分くらい、菜箸などでゆっくりかき混ぜれば充分に冷やすことができます。
作り置き前提の1リットル程度の抽出液でしたら、冷え切るのに30分くらい掛かります。それで大丈夫です。
ときどき菜箸などでかき混ぜて、あとはフタをして、ゆっくり冷ましてください。
作り置きは、5日間程度
作り置きの分は、冷蔵庫に入れて保存してください。
5日間くらいは美味しく飲めます。
むしろ1日か2日くらい置いたもののほうが、まろやかな甘みが出てきて美味しかったりします。
「毎回急冷」では味わえないおいしさです。ぜひ試してみてください。
まとめ
以上、家庭向けのアイスコーヒー抽出法でした。
当店ではアイスコーヒー用のブレンドも売ってます。酸味抑えめで甘み重視です。
ぜひお試しください。
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